今日からグリコが入院しました。
2週間程前から右後足〜右前足の順に麻痺がはじまり、かかりつけの動物病院に
お世話になっていたんですが、当初予想されていた脊椎奇形による症状の可能性よりも
脳の問題という可能性が強い事がわかり、本日専門医のいる高度医療センターで
診察を受けてきました。
すでにこの2日間で、容態は急激に悪化し、けいれんとひきつけが数時間置きに
出ています。嚥下する力も弱いので固形物はあげられず、水ものまなくなりました。
かろうじて大好きなヨーグルトや果汁は欲しがるので、豆乳にフードを混ぜてミキサー
して与えてみたりしています。
血液検査を含め、全身診断の結果、やはり脳に何かしらの原因があるとの事でした。
顔を含め、右半身は全て麻痺し感覚もないようです。
決定的にはMRI検査をしなければわからないのですが、全身麻酔を伴う検査なので
するのか、しないのか、の選択をしなければなりませんでした。
先生の見解を伺い、いろいろ考えた結果、私はMRI検査は受けないという選択をしました。
・麻酔のリスク(目が覚めない可能性と、症状が酷くなる可能性があること)
・既に現時点の症状から脳幹に原因があると思われる事。
・仮にMRIで詳しい原因が突き止められても、治療方法の幅がそれほど
広がるわけではないこと。
・また、脳幹をいう場所からも劇的な回復を望めるような治療方法がないこと。
先生は色々と言葉を選んで説明してくださったのですが、要するに完治する治療法は
ほぼなく、現在起きている症状に合わせた対処療法で様子をみていくしかないという
ことです。
診察中にも痙攣発作が起き、手足をバタバタさせて悲鳴をあげるグリコを見て
私も思わず感情的になってしまいました。
少なくともこの発作はなんとか止めて欲しい・・・。
回復が望めないなら、少しでも安らかに余生を過ごせるようにしてあげたい。
今日から4日間の入院で、まず発作を抑える治療を中心に様子を見る事になりました。
その後の結果で近所のかかりつけの病院で治療を続ける事ができるかもしれないです。
もちろんいつ何が起きてもおかしくはなく、私も家族も覚悟を決めました。
そんなわけで、この『ぐりやブログ』たまーの更新でも見に来て下さっている皆様、
暗いニュースでごめんなさい。
まだグリコは彼女なりに頑張って生きていると思います。
自分を可哀想だと思っているようには見えないし、思うように体が動かなくても
アゴ乗せたい〜とか、コッチ向きがいい!とかいろいろ要求してくれます。
それに比べたら、私は大事な診察の場でもつい涙ぐんでしまい、ホント頼りない飼い主だなーと思ってしまいます・・・。